PROJECT

プロジェクト名称
グラングリーン大阪/GRAND GREEN OSAKA
計画地
大阪駅北大深西地区 土地区画整理事業区域内
地区面積
約91,150㎡
スケジュール
2020年12月
民間宅地着工
2021年11月
公園施設着工
2022年 5月
公園着工
2024年9月
先行まちびらき(北街区のホテル・中核機能施設・商業施設およびうめきた公園(サウスパーク(南公園)全面およびノースパーク(北公園)一部))
2025年春頃
南館開業(南街区のオフィス・ホテル・中核機能施設・商業施設)
2027年春頃
公園全体開園
2027年度
全体まちびらき
事業者JV
三菱地所株式会社、大阪ガス都市開発株式会社、オリックス不動産株式会社、関電不動産開発株式会社、積水ハウス株式会社、株式会社竹中工務店、阪急電鉄株式会社、三菱地所レジデンス株式会社、うめきた開発特定目的会社(出資者:株式会社大林組)
南街区

南館

敷地面積
約25,260㎡
延床面積
約314,250㎡
階数
パークタワー:地上39階・地下3階
ゲートタワー:地上18階・地下3階
サウスタワー:地上28階・地下3階
設計
(株)三菱地所設計・(株)日建設計・(株)大林組・(株)竹中工務店
監理
(株)三菱地所設計・(株)日建設計

分譲棟

敷地面積
約5,170㎡
延床面積
約93,000㎡
階数
未定
設計
未定
施工者
  うめきた2期共同企業体((株)竹中工務店・(株)大林組)
北街区

北館

敷地面積
約8,400㎡
延床面積
約64,200㎡
階数
ノースタワー:地上26階・地下3階
設計
(株)日建設計・(株)竹中工務店
監理
(株)日建設計

分譲棟

敷地面積
約7,320㎡
延床面積
約72,300㎡
階数
地上46階
設計
(株)竹中工務店・(株)日建ハウジングシステム
監理
(株)日建ハウジングシステム
施工者
  うめきた2期共同企業体((株)竹中工務店・(株)大林組)
都市公園
公園名称
うめきた公園
公園面積
約45,000㎡
整備
整備主体
大阪市・独立行政法人都市再生機構(以下「公共」)
整備手法
防災公園街区整備事業(一部、土地区画整理事業)
公共によるベースグレードの公園整備に加え、事業者JVのデザイン提案などによるまち全体の魅力を高めるアップグレードを実施後、大阪市に移管予定
設計
〈ベースグレード(公共)〉
基本設計
㈱日建設計・㈱三菱地所設計
実施設計
㈱日建設計
〈アップグレード〉
デザイン提案など
事業者JV
デザインリード
GGN
デザイナー
㈱日建設計
照明デザイナー
㈲内原智史デザイン事務所
サインデザイナー
㈲井原理安デザイン事務所
サインプロジェクト
マネジメント
㈱メック・デザイン・インターナショナル
施工者
大林組・竹中工務店・竹中土木特定建設工事共同企業体
公園施設
総延床面積
約11,000㎡
整備
整備主体
事業者JV
整備手法
公園施設設置許可制度
※都市公園法第5条(公園管理者以外の者の公園施設の設置など)に基づき、事業者JVが大阪市の許可に基づき設置
設計
公園施設全体
(大屋根を除く)
基本設計・実施設計
㈱日建設計
VS. 設計監修
安藤忠雄建築研究所
大屋根
基本設計・実施設計
㈲SANAA事務所
監理
公園施設全体
(大屋根を除く)
㈱日建設計
大屋根
㈲SANAA事務所
施工者
  うめきた2期共同企業体((株)竹中工務店・(株)大林組)

グラングリーン大阪開発事業者

  • 三菱地所
  • 大阪ガス都市開発
  • オリックス不動産
  • 関電不動産開発
  • SEKISUI HOUSE
  • TAKENAKA
  • 阪急電鉄株式会社
  • 三菱地所レジデンス
  • うめきた開発特定目的会社

SDGsに対する取り組み

グラングリーン大阪では、令和3年度国交省サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)に採択されたほか、以下の環境認証制度の取得をしております。
LEED-ND GOLD

また、以下の取り組み等により、SDGsへの貢献に積極的に取り組んでいます。

01CO2削減の取り組み

  • 日本で初めて本格導入する帯水層蓄熱※1により、ピーク電力を削減します。
  • バイオガス発電※2により、廃棄物処理負荷と建物外への除外汚泥搬出負荷を大幅に削減し、脱炭素、循環経済型のまちづくりに貢献します。
  • 下水熱・地中熱を利用した効率的な冷暖房により、脱炭素化に貢献します。
  • 地域冷暖房システムの導入により、街区間でも熱融通を行い、まち全体のエネルギー効率向上に貢献します。

02水資源循環への貢献

  • 緑陰や植栽・水景等の蒸発散による微気象調整効果により都心のクールスポットを創出します。
  • バイオスウェール※3や浸透トレンチ※4・砕石貯留槽※5などのグリーンインフラ技術の活用により、雨水の地下浸透を促すことで域外流出を抑え、内水氾濫抑制※6に寄与します。
  • 雨水の再利用による潅水や貯留機能を有する植栽基盤を用いることで、上水利用を低減します。

03生物多様性への配慮

  • 淀川や大阪城公園における生態調査から以下の様な誘致目標種を掲げ、これら生物の生息に配慮した環境を計画(光環境への配慮、水辺から後背の樹林へと連続していく多様性の高い環境創出等)することで、大阪都心を取り巻く生態系ネットワーク形成への貢献を目指してまいります。

04広域避難地の機能を有する都市公園

  • うめきた公園は、大阪市の要請を受けてUR都市機構が施行する防災公園街区整備事業において、「広域避難場所の機能を有する都市公園」として整備され、地震・火災等の大規模災害時に一時避難者の受け入れが可能な計画としております。
  • 一時避難者や緊急車輌の円滑な進入に配慮した入口形態・幅員設定を行うほか、非常用照明、防災スピーカー、非常用便所(災害用マンホールトイレ)、備蓄倉庫等の防災施設も配置します。
  1. ※1:地下水を多く含む地層(帯水層)から熱エネルギーを採り出して、建物の冷房・暖房を効率的に行う技術
  2. ※2:生ごみ及び厨房排水中の有機物を、メタン発酵によりメタンガスに変換。さらにコージェネレーションにより電気及び熱(温水)に変換することで、再生可能エネルギーを創出するシステム
  3. ※3:降雨時に雨水を流入し水を浸透させる窪地
  4. ※4:掘削した溝に砕石を充填し、流入水を均一に分散させるために透水性の管を敷設した排水施設
  5. ※5:砕石等の空隙貯留浸透槽に雨水を導き、側面や底面から地中へ浸透させる排水施設
  6. ※6:都市に降った雨が河川等に排水できずに発生する都市浸水
上記の取り組み等により、SDGsへの貢献に積極的に取り組んでいます。

グラングリーン大阪の取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における12の目標に貢献してまいります。

SDGs(持続可能な開発目標)における12の目標SDGs(持続可能な開発目標)における12の目標