
渡邉 秀斗(わたなべ ひでと)さん
JAM BASEのVoicyチャンネル「イノベーションは、いっぱい飲みながら。」 今回のゲストは、2022年に始動し、JAM BASEを拠点に活動するイノベーション支援組織「一般社団法人うめきた未来イノベーション機構=U-FINO」の渡邉秀斗さんです。 Umekita Future Innovation Organizationの略称がU-FINO。その名の通り、“うめきた”から、関西、そして日本のイノベーション創出・社会課題解決に貢献するために生まれた組織です。最大の特徴は、大阪府、大阪市、関西経済連合会、大阪商工会議所、そして、グラングリーン大阪を開発する民間事業者メンバーで構成される官民一体の連合組織であるということ。実際に、行政や事業者から人が出向し、具体活動をしている日本では珍しい団体です。そんなU-FINOの立ち上げメンバーとして、奮闘する渡邉さんの話は、支援者としての見えない努力がわかる“愛”に溢れていました。
“たんたん”、でも、熱い。

スタートアップと大企業・投資家のマッチングイベントの実施や、イノベーション支援組織・機関等を繋ぐコミュニティ運営など、U-FINOの活動は多岐にわたります。 「技術領域に強いスタートアップのエコシステムを、関西でつくりたい」 関西は、大学・研究機関の集積地であり、製造系の大企業も多く存在する。だからこそ、技術ドリブンのスタートアップがどんどん起業され、大企業と融合していくことで、世界から注目される、また、打って出ていけるポテンシャルがあると話してくれた渡邉さん。 「あくまで仮説ですけど」 と最後に付け加えた渡邉さん。けれど、その“たんたん”とした語り口の中には、仮説ではなく、決意ともとれる熱い想いが滲んでいました。
バランス。志。仲間。

今回から窪庭 潤(コ・クリエーションジェネレーター)も収録初参加
渡邉さんが選んだのは、「バランス」「志」「仲間」。 官民一体で、さまざまな母体から集まったメンバーで構成される組織であり、イノベーション創出にむけ、自らスタートアップを起業するのではなく、サポートすることを主な役割とするU-FINOに属するからこそ、選択したカードです。自分たちがどうあるべきか、自分はどうあるべきか。アジャイルで、試行錯誤を重ねながら、支援者としてのありようを模索する渡邉さんのお話は、以下番組URLから聴いてください。前後編でお届けします
<出演者プロフィール>
渡邉秀斗さん: 一般社団法人うめきた未来イノベーション機構 (U-FINO) プロジェクト推進・共創企画室 和歌山県出身。慶應義塾大学・大学院卒業後、新卒で阪急阪神ホールディングス株式会社入社。グループの中核会社である阪急阪神不動産株式会社に配属後、うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」の開発推進を担当。エリアマネジメント業務、オフィス、ホテル等を担当後に、イノベーション機能である「中核機能」をメイン業務として推進。2022年9月に官民一体のイノベーション推進組織・一般社団法人うめきた未来イノベーション機構(U-FINO)設立後は、U-FINOにおいてイベント・プログラムの企画、運営に従事。2024年9月の先行まちびらき以降は、グラングリーン大阪のイノベーション施設「JAM BASE」に常駐し、U-FINOの活動を展開中。 ・U-FINO https://u-fino.com/
Voicy公式チャンネル「イノベーションは、いっぱい飲みながら。」とは?

音声配信プラットフォームVoicyにて、『イノベーションを起こしていくために本当に必要なこと』をテーマに、起業家、投資家、大企業の担当者、クリエイター、研究者など、さまざまなゲストを招き、視点や視座を学ぶ音声チャンネルです。肩肘はらず、ゆるやかに、成功談や失敗談も、できるだけホンネで語り合う放送をしていきます。