
日下 慶太(くさか けいた)さん
音声配信プラットフォームVoicyのJAM BASEチャンネル「イノベーションは、いっぱい飲みながら。」今回のゲストは、「商店街ポスター展」の仕掛人で、コピーライターで!写真家で!!コラムニストで!!!客員教授で!!!!シーシャ屋の副店長で!!!!!UFOコンタクティでもある!!!!!!日下慶太さんです。収録テーマは、クリエイティビティにおけるイノベーション。多才すぎる日下さんならではの視点を、たっぷり味わえる貴重な時間となりました。
“意思決定”のイノベーション

印象的だったのは、「商店街ポスター展」の話です。この企画は、人間味あふれるアウトプットがネット上でたびたび話題になりますが、その真髄は、制作過程における過剰な意思決定を排除することだと、日下さんは語ってくれました。 広告制作ではしばしば、表現に対する過剰なチェックや多重な意思決定構造が存在します。その結果、クリエイターが疲弊し、面白みもない、広告としても弱い表現になってしまうことがあります。そんな中、「商店街ポスター展」では、店主へのプレゼンをなくし、クリエイターがつくりたいもの、納得するものを必ず掲出するというルールを設定しました。自由な表現環境を整えることで、いまも多くの人々の注目を集めるアウトプットを生み出しているのです。日下さんが語った「意思決定のイノベーション」のお話は、働き方やクリエイティブな仕事に携わるすべての人にとって、大きなヒントになるのではないでしょうか? 他にも、「UFOを呼ぶバンド『エンバーン』の話や、体調を崩したことで気づいた直観の大切さなど、トークの全貌はVoicyで聴いてください。収録の最後に「スマホなんて見てないで、空を見よう。」なんて、日下さんは話していますが、ぜひスマホで聴いてくださいね。今回も前後編でお届けです。

JAM BASE9Fでの収録風景
<出演者プロフィール>
日下慶太さん 1976年大阪生まれ大阪在住。「商店街ポスター展」の仕掛け人であり、コピーライター、写真家、コラムニスト、シーシャ屋の副店長、UFOを呼ぶバンド「エンバーン」のリーダーとしても活動中。著作に自伝的エッセイ『迷子のコピーライター』(イーストプレス)、写真集『隙ある風景』(私家版 )。佐治敬三賞、グッドデザイン賞、TCC最高新人賞、KYOTOGRAPHIE DELTA award 、造本装幀コンクール日本印刷業連合会会長賞ほか受賞多数。 ・X https://x.com/keitatata ・INSTAGRAM https://www.instagram.com/keitatata/ ・隙ある風景 https://keitata.blogspot.com
Voicy公式チャンネル「イノベーションは、いっぱい飲みながら。」とは?

音声配信プラットフォームVoicyにて、『イノベーションを起こしていくために本当に必要なこと』をテーマに、起業家、投資家、大企業の担当者、クリエイター、研究者など、さまざまなゲストを招き、視点や視座を学ぶ音声チャンネルです。肩肘はらず、ゆるやかに、成功談や失敗談も、できるだけホンネで語り合う放送をしていきます。