2026年7月14日、グラングリーン大阪 JAM BASEにて、2020年に設立した完全選抜制の限定講座である「Identity Academy(IA)」関西2期のProfessional Talk Session 第2回を開催しました。 登壇いただいたのは、造血幹細胞研究の第一線に立ち、大学発スタートアップの共同創業も経てこられた神戸大学大学院医学研究科の宮西正憲さん。 「大学発ディープテックの世界と日本」をテーマに、医療インフラの課題と、神戸から医療エコシステムを立ち上げる挑戦を語る講演となり、質疑応答まで熱気あふれる時間となりました。
【第1部】日本における医療インフラの課題
前半のトークセッションでは、日本の医療インフラにおける課題や危機感が共有されました。
じわじわと進み直接影響を感じにくい問題に対して、受講生にもわかるように解説をしていただきました。
【第2部】大学発ディープテックの戦略 ―― 神戸から世界へ
続いて、その課題にどう挑むのか、医療エコシステム構築のプロジェクト「MedLeap」を軸に、
神戸から世界を目指す挑戦について具体的に共有いただきました。
また、同研究室の細貝氏、原田氏にもご参加いただきました。
スタートアップは目的ではなく「人を助ける」ための手段であること、点ではなくバリューチェーン全体で価値を創ること、
など具体的なスタートアップに対する考えについて語られました。
【第3部】質疑応答
質疑応答では、Identity Academy代表理事・森山氏も加わり議論が深まりました。
多様な受講生からの質問が展開され、特に医薬系の受講生からは業界に関する具体的な質問も出ていました。
終了後、受講生からは以下のような声がありました。 “スタートアップと大企業の関わり方、ディープテックとして技術を突き詰める必要性を理解できた。 先生の熱い思いに大変共感した。” (社会人・メーカー/新規事業開発) “自分の手持ちにあるものをどう組み合わせれば、強みになるかという話が印象に残った。 どんな環境に身を置いても、培ってきた力を組み合わせてやりたいことを実現できるかは自分次第だと勇気をいただいた。” (学生)
終わりに
Identity Academyは、2020年に東京で開講した完全選抜制のビジネス講座です。
第一線で活躍する講師陣による実践的なプログラムを通じて、これまでに約320名の卒業生を輩出してきました。
2025年からは関西「JAM BASE」に活動を広げ、次世代の挑戦者たちが学び合う場を育んでいます。
JAM BASE(グラングリーン大阪)は、スタートアップ・大企業・金融機関・行政・大学が集い、
新たな事業機会を共に生み出す関西のイノベーション拠点です。
大学発ディープテックの最前線に立つ研究者が社会実装への構想を語り、受講生が政策や事業の文脈で問いを重ねられる今回のようなProfessional Talk Sessionは、まさにこの場所だからこそ実現できる時間でした。
